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コロナ情報 まとめ7選+最新情報Vol4 薬剤師歴19年の見解

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます(^▽^)/

読者の方もかなり増えてきてありがたいです~~m(__)m

 

では、今回はコロナのワクチンと治療薬についてお話しましょう!

 

5.ワクチンと治療薬について

5-1 ワクチン

今現在世界中の製薬メーカー会社が競って開発に取り組んでいますよね。

そんな中、ロシアや中国がいち早くワクチンの開発と接種を行うニュースが入ってきま

した。正直めちゃくちゃ早い。政治体制の違い?

なぜ両国がこんなに早くできたのか、分かりませんが、今後注目ですね。

 

ワクチンがあると無いとでは、通常の生活に180度変わると言っても過言ではないのでしょうか。

しかし、ここで残念のお知らせです。

どんなワクチンも100%予防できるわけではないのです!!Σ(゚д゚lll)ガーン

気を取り直して(笑)

少しだけ、ワクチンの開発の流れについて見ていきましょう。

我々が摂取できるまでには、5段階の手順が必要なんです。

①基礎研究→②動物を使った試験→③※臨床試験→④薬事申請→⑤承認

 

臨床試験   

第一段階 数十人に少量を投与して安全性を確認

→第二段階 数百人に通常量を投与して有効性を確認

→第三段階 数千人~数万人投与して有効性、安全性を最終確認 

 

こんな流れで、世界中の各製薬メーカー頑張っています。

そして今年8月に 日本はイギリスの製薬メーカーのアストラゼネとアメリカのファイ

ザー製薬とワクチン供給の契約を結びました。

これはワクチンができたら、優先的に日本へという契約です。

 

実は各国は血眼になってメーカーと契約を模索しているのです。

 

そして、この両メーカー共、臨床試験 すでに第三段階まできてます。

 

 しかしながら、ワクチンができたからと言って、本当に期待できるほどの効果があるの

か、安全性の問題はどうなのか。まだまだ、先は遠い気がしますが。

 

しかし、のんびりもしてられませんよね。

人命がかかっています!走りながら、改善していくことしかないのか?

 

これは、今後も未知なウィルスの遭遇に備えて、痛みの伴った貴重な経験で、

将来に向けてstepになればと僕自身は思います。

ワクチンもそうですが、大事なのは予防ですね。これにつきます。

我々が自覚をもって行動することが大事になってきますね。

 予防については前回、前々回のブログでお話してますのでご参考に(^▽^)/

 

5-2 治療薬

さてワクチンともう一つ治療薬の問題が出ています。

あまりニュースにも出てこない感じがします。それだけ未確定要素が多いのでしょう。

治療薬は既存の薬(他の疾患薬)で対応しているのが現状です。

薬を作るにはワクチン以上に時間がかかります。一から作るのであれば一般には10年

位は必要になるでしょう。

 

現在のコロナCOVID-19の治療薬として候補に挙がっている薬を整理してきます。

 

①レムデシビル(商品名 ベクルリー) エボラ出血熱

 

デキサメタゾン(商品名 デカドロン) ステロイド剤として感染症等に使用

 

③ファビピラビル(商品名 アビガン) インフルエンザ薬

 

④イベルメクチン (商品名 ストロメクトール) 腸管糞線虫薬/疥癬

 

⑤ナファモスタット(商品名 フサン) 膵炎 注射用(錠剤タイプ無)

 

⑥シクレソニド(商品名 オルベスコ) 気管支喘息吸入薬

 

⑦カモスタット (商品名 フオイパン)慢性膵炎/術後の逆流性食道炎

 

⑧ロリナビル、リトナビル(商品名 カレトラ)HIV治療薬

 

⑨トシリズマブ(商品名 アクテムラ)関節リウマチなど 皮下注射(錠剤タイプ無)

 

⑩サリルマブ(商品名 ケブザラ)関節リウマチなど 皮下注射(錠剤タイプ無)

 

⑪バリシチニブ(商品名 オルミエント)関節リウマチなど

 

11種類もの薬が候補なんですね。知らなかったです。

その11の薬剤から①②に関しては日本で正式にコロナの治療薬として承認された薬剤です。

 

ちなみに、よくメディアに出るアビガンは、インフルエンザの薬ですが、タミフルやイナビルなどの他の薬が効果ない時や、新型などのインフルエンザに罹った場合の時だけ認められている特殊な薬です。

 

ちなみに製造しているのが富士フイルム富山化学といって、カメラや写真でおなじみの

会社さんなんです(富山化学というメーカーと合併してます)。

 

ワクチン治療薬のただ今の現状をお伝えしましたが、

正直、まだもう少し時間がかかるな~というのが感想です。

冬になれば、インフルエンザも出てきますし、症状だけでは区別がつきにくくなるのでは。

そうなると、更に医療は混乱になるのではないかと思います。

なので、必ず今年はインフルエンザのワクチンを接種しておくことが良いかと考えます

 

では 次回 もし感染してしまったらどうすればいいのかをお伝えしますね。

次回がコロナ最終章になるのかな?

最後まで読んでくださりありがとうございます!

コメントをいただけたら嬉しいです。

 

では(@^^)/~~~