事件は現場で起きている!!経営偏No1
いつも読んでくださりありがとうございます!
あまちゃんです(^▽^)/
前回の薬局偏、お分かりいただけました?
要は現場が頑張っています!だけど、貢献感が全くないって話です。悲しい~。
今回は経営者側に立ってみましょう。
実はあまちゃん、数年ですが、しかも雇われですが、薬局の社長をしていたことがあります。
その時の混乱を思い出しながら、お話します
前回の薬価改定、診療報酬改定のお話の続きです。
まずは薬価改定。
これは前回にもお話しました。持っている薬の値段が自動的に下がってしまう。
経営者的にみると、
薬の資産価値が下がります。
1億円分の在庫が8千万の価値に下がってします。
実はこれだけではないんです!!
薬局の儲けとは皆さんから頂く薬だと別に、薬の卸さんとの仕入れ購入交渉があるんです。
いわゆる値引きってやつです。
たとえば(消費税など無しで考えますね)
Aという薬を10%引きで卸さんから仕入れます
Aという薬1錠100円 1箱100錠入り 10000円/箱です
これを10%値引きだと
9000円/箱で仕入れらえる。儲けは1000円
しかし薬価改定が行われると
Aという薬1錠80円に 1箱100錠入り 8000円/箱です
同じ10%で仕入れると
7200円/箱で仕入れられる 儲けは800円
ん?あれ?差額200円だけじゃん!しかし、これが大きいんですよ!!。
単純に考えてくださいね。儲けが少なくなっていますよね。
これが年間、億単位の薬購入だと・・・・かなり儲けが減ることが分かりますよね。
(さらに消費税を単純に考えると実際は・・・もっと恐ろしい)
仕入れ値は下がっているからいいじゃんと思いますよね。大げさじゃん!
確かに!!
でも実際は、大げさじゃないんですよ~。これは、またの機会に。
では第二弾で